先週の土曜日は、息子が通っている保育園の発表会がありました。私はとっても楽しみにしていたのですが、当日の息子は浮かない顔をしていました。とても緊張していたようです。大丈夫かな?と心配していたのですが、それが的中してしまいました。
息子は緊張と恥ずかしさのあまり、ステージの上で後ろを向いたまま固まってしまったのです。「しっかりしてよ!こっち向いて〜!」と心の中で叫んでいた私ですが、後から反省しました。私も子供の頃、同じような経験をしたからです。
当時の私は幼稚園の発表会の練習の時から緊張してしまい、劇中のセリフも言えない状態でした。その様子を見ていた先生に「役を変えるかい?」と言われた時は、ショックで自分が情けなくなりました。今でも記憶が残っているのですから、相当のショックを受けたのでしょう。
子供に頑張って欲しいという期待は、どの親もするものなのかもしれません。でもそれは本当に子供の幸せを考えての事なのでしょうか?そこには子供の思いが入っているでしょうか?
期待をするということは、親のエゴでしかないのだと私は思うのです。期待をするより、子供のことを認めてあげることが大切です。
私も時々、心に問いかけます。「子供に幸せであればそれで良い」と思っているのか、それとも「親の望むように生きてほしい」と思っているだけなのか・・。