先週になりますが、10月18日のToyToyさんの切り絵ワークショップに、息子と参加してきました。
ToyToyさんは、アイヌ文様を切り絵でデザインされていて、私は特に繊細なアイヌ文様のピアスが大好きです。
このワークショップでは、アイヌ文様の切り絵を教えてくださいました。
切り絵の他にも、ToyToyさんご自身の実体験を通して考えるアイヌのこれからなどのお話を聞いていると、感動して泣きそうになってしまいました。
アイヌ文様は悪い神様から守るための文様。自分のためではなく、誰かのためを思って作るもの。
それによってお守りとしての効力が発揮されるのだそうです。
アイヌの方達のこういう生き方、考え方を私は尊敬していますし、後々までずっと残っていって欲しいと願っています。
このアイヌの大地、北海道に住んでいてもアイヌ民族の方達の考え方、生き方に触れたりする機会はなかなかありません。
本当に残念で悲しいことです。
アイヌの方達を追いやり苦しめてしまった私たちにできることは何なのか。。
私に出来ることは少しかもしれませんが、何ができるのかをこれからも考えて、できることをしていきたいと思います。
息子は、はさみ使いがあまり上手ではなく切った後がガタガタ。
でも切り絵を開いてみると、そのガタガタに見えた線がとても美しく味がある線になっていたのです。
このやり方じゃないとダメだと決めつけてしまっている自分に気づいた瞬間でした。
こうじゃないとダメだ、ということは無いんですよね。
人は一人一人、違いますから。
改めて感じました。
子供に教えられながら、私も一緒に成長しています。
ToyToyさん、志保さん、参加者の皆さん、ありがとうございました。